現場だより

株式会社N Styleホーム様の構造見学会に行ってきました!

本日、株式会社N Styleホーム様の構造見学会にお邪魔してきました。

岐阜県関市に、岐阜県では他に例のない「断熱等級7」の住宅を建てられることになったそうで、今日はその見学会でした。

現在の断熱等級の最高ランクである断熱等級7を実現する住宅には、いったいどんな工夫がされているのかとても興味がありました。

会場の住宅の中にエアコンが1台だけ置かれている

見学会の現場には、エアコンが1台だけ設置されていました。

室外機のホースが玄関ドアから入ってきているので少し隙間があいた状態でしたが、中はとても涼しく(外気温は30度越えの真夏日)気持ちの良い空間でした。

断熱施工については、すべて社長が行っているそうです。通常の施工と比べて手間暇がかかりますがそれでもいい家をつくりたいという思いのもと、この施工方法を続けていらっしゃるそうです。

断熱材の施工見本

驚いたのは、その断熱施工のこだわりです。

まずは断熱材をしっかり入れた上からシートを貼ってあるのですが、なんと通常テープ等で留めるシートとシートのつながり部分を、熱で溶かして完全に物理的に隙間を塞いでいるのです。

シートの上から留めているタッカーの針の部分の穴も塞ぐため、上からテープをつけて、室内との境界を完全に1枚のシートにして空気の抜け道がないようにされています。

手間のかかる大変な作業かと思いますが。そのこだわりに脱帽します。

社長の想い

私たちは、住宅性能において常に最先端を目指してきました。特に現在の断熱等級の最高ランクであります「断熱等級7の住まいを建てたい」という想いを抱き続けてきました。まだまだ同業他社の中には「オーバースペックだ」「そんな性能必要ない」という方もいる中で、この「断熱等級7」の住まいづくりは先進的なことであり今後の住宅業界を先駆けていくために必要不可欠なことだと考えています。


断熱等級7のここがすごい!ポイント

  • 冷暖房費がかなり安い
  • 暖房なしでも概ね室温が15℃を下回らない
  • 防音性が高い
C値について説明した看板。以下文章C値とは……【相当隙間面積】その住宅における隙間の量を数値で示したもの。建物全体にある隙間面積を延床面積で割ったものです。この数値がゼロに近いほど隙間が少なく、気密性が高いことを示します。C値の測定は、実際の建物内で気密測定器で測定します。C値0.5とは…35坪程度の家に対してはがき半分ほどの隙間

ぎふの木ネットには、こういった熱い想いのある工務店さんたちがみえます。そんな工務店さんたちについて発信する「モクタウン」をぜひチェックしてみてください。