構造材パッケージ始めました!
ぎふの木ネット協議会の合言葉は「ぎふの木で家を建て、森を守る」です。
私たちの身近にある地域の木材について、もっと知っていただき、もっと使っていただくために、何ができるのかを考えて活動しています。
私たちは林業、製材、流通、プレカット、建築業者など、様々な事業体が集まる産学官連携の団体です。わたしたちが連携することでサプライチェーンを構築し、みなさまに地域の木材をより多く使っていただけるようにしたいと思っています。
そういった思いの中で、今回「構造材パッケージ」の取り組みを始めます。構造材をパッケージ化するというのは、サイズの種類がとても多い家の土台部分に使われる木材の種類を限定して規格化し、ユーザーやビルダーが選びやすいようにまた生産者側も効率よく生産できるようにすることです。
私たちはこれが県産材の活用促進になり、さらにはカーボンニュートラルの実現につながっていくと考え、この活動を進めています。
パッケージ化された県産材を選んでいただくために以下を中心に行っていきます。
- 外国産材を国産材に変えるための提案
- 国産材、県産材の魅力を発信
- 構造材に関心をもってもらえるような認知活動
- 協議会としての木材使用量、炭素固定量の見える化
森を守るための新しい家づくり
地域の森林を支える工務店紹介
ぎふの木ネット 構造材仕様
- ※岐阜県産材(証明材か性能表示材)を構造材の60%以上使用する事が、ぎふの木ネットの仕様条件となります。
- ※上記ルール内であれば、各樹種・材寸の変更や、通柱胴差し部分の金物工法への変更なども可能です。
- ※胴差し部分を金物工法とする場合は、プレカット工場指定の金物工法となります。
(金物工法となる梁材は、県産材ではなくメーカー推奨の米松KD材、もしくは集成材となります)