住宅ストック事業

住宅ストック維持・
向上促進事業とは

国土交通省では、良質な住宅ストックの活用を図るため、長期優良住宅や住宅性能表示、瑕疵保険、インスペクション、住宅履歴等の住宅の性能の確保や客観的な評価に係る各種制度の整備を進めてきました。
「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」は、これらの制度を活用し、維持管理やリフォームの実施などによる住宅の質の維持向上が市場において適正に評価されるような、住宅ストックの維持向上・評価・流通・金融等の一体的な仕組みを開発・普及等する取組に対して支援を行う事業であり、平成28年から行われています。

現在の住宅市場は、良質な住宅ストックが適正に評価されず、維持管理・リフォームを行うインセンティブが働かない悪循環構造にあります。
そこで、長期優良住宅、住宅性能表示、瑕疵保険、インスペクション、住宅履歴等を活用し、住宅ストックの維持向上・評価・流通・金融等の仕組みを一体的に開発・普及等する取組みに対し支援を行うことにより、良質な住宅が適正に評価される市場の好循環を促していくことが求められます。 この取組により、「良質な住宅が適正な価格で流通する市場の整備」や「住宅の維持管理・リフォームの促進」、「住宅資産の有効活用の促進」、「ライフステージに応じた住み替えの促進」等が期待されます。

ぎふの木ネット協議会
としての取り組み

ぎふの木ネット協議会では、令和2年度国土交通省の「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」に採択されました。
そこで当協議会では、「岐阜県産材を構造材の60%以上使用すること」をベースに国土交通省とも相談しながら協議会認定住宅としての認定ルールを作りました。
特に構造材において岐阜県産材を60%以上使用するという条件は、協議会のこだわりでもあります。この取り組みにより、国産材の中でも特に高耐久で高品質と定評のある材料のため県産材メーカーにとっては地元の雇用、生産につながり、また林業界にとっては森林の収益向上になる活動になると思っています。

また一般ユーザーの方へは、岐阜県産材活用のメリットやその必要性についてもうっかえかけていきたいと思います。
具体的に林業や木材メーカーなどの取り組みにも注目してもらえるよう、様々な業界の事業者に注目したコンテンツの発信を心がけていきます。
本取組が進めば、仕様の国産材が使われ、国産材が使われるほど森林への還元や収益向上に繋がり、森林の環境整備(林道の整備、適切な間伐)などが実施できるため、環境改善につながります。
またサプライチェーン化することで、情報の供給ができれば、森林の需要拡大につながり、植林~伐採のサイクルを正常に戻すためにも必要な取り組みであると思っています。

高品位住宅のストック化

価値の変化

コロナ禍の中で人々の価値観・ライフスタイルがいや応なく変化しており、アフターコロナの時代でも感染症に対する恐怖感は払拭することが困難かと考えます。世論調査で人々の最大の関心ごとは、まず「医療・健康」で次に「環境・エネルギー」そして「IT」となっております。テレワークの促進等で快適な住まい空間へのニーズは今までにも増して上昇しております。

高品位な住まい

高品位な住まいとは… 住宅ストックとして長く維持管理とともに品質が担保された資産価値が落ちない住まいが必要とされます。具体的には

  • 耐震性
  • 省エネ性能
  • 維持管理性
  • 健康寿命向上への工夫

等の機能が必要です。今後さらにITを活用した性能向上も必要となります。

よりリーズナブルに、そして健康と環境への配慮

もはや安かろう悪かろうの時代ではなく、さらにいくら高品位でも手が届かない価格帯では広く普及することはできません。私たちはぎふの木ネット協議会として組織力を活かし以下のような行動をしてまいります。

合理的なシステム

仕様のパッケージ化・モジュール化を通して合理的なシステムの下での住宅建設の推進。

ビルダーの特徴を前面に

各性能を担保すると同時に各ビルダーの特色を最大限に具現化することで大手との差別化を図る。

国産材・地域材の使用

サプライチェーンの構築により、「カーボンゼロ」「持続可能な林業」「地域経済活性化」を目指す。

住まいと健康にサイエンスを

学術機関との共同研究により、健康的な住まい空間をエビデンスの下で創出。

大量一括購入

共同仕入れシステムにより、リーズナブル且つ品質の管理を合理的に

工程や物流の合理化

工程、物流を効率化することでコストカットや脱炭素化への一歩を

デジタル展示場等によるIT化

デジタルとリアルの融合を図り、非接触型で効率的な情報プラットフォームの構築

技術を守る

技術ある職人の減少が喫緊の課題。職人マッチングを通して生産性を向上させる。

私たちはこのような活動の下で、高品位な住まいのストック化を実現するとともに、脱炭素化やITを利用して持続可能な世界の創造を目指します。

私たちは地域の未来のために、また住宅業界のために、強い思いを持ってぎふの木ネット協議会を立ち上げました。当協議会では「森を守る(森林環境整備)、人を守る(健康で安全な空間の推進)、技術を守る(人材育成、技術基盤の向上)」をキーワードに、ユーザーが安心できる木質空間の創出と、地域社会・地域産業基盤の整備発展、SDGsの目標達成を目指しています。この住宅ストック事業の活動が、地域の未来を守る活動につながっていくことを願っています。

ぎふの木ネット協議会会長 吉田 芳治

ぎふの木ネットの組織

一社では難しくても、団結して森を守る

森のため、力を合わせて活動

県産材に関わる中小企業にとって、ビジネスの適正な継続と拡大が森を守る活動につながる、協議会としてはそんな姿を目指していきたいと考えています。国産材・県産材の供給・流通・物流面においても協議会メンバーで連携し、新たなシステムや最先端の技術を導入することで森林環境やユーザビリティの改善を図ります。

今年度事業に参加いただけるビルダー様の取り組み事例を紹介します

参加ビルダー様に取材をさせていただき、その内容をホームページで公開し、また各社の取り組みについて動画で紹介します。PR動画に関しては、参加ビルダーの代表者のインタビューを通して、家づくりのこだわり部分や施工事例などを紹介します。

参加企業一覧

ぎふの木ネット協議会の
住宅ストック維持・
向上促進事業

長期保証カタログを作りました。

ぎふの木ネット協議会として、ビルダー様にご活用いただけるカタログを作成しました。維持保全計画を記載した紙を渡すだけでなく、その他住宅に関する工事後のアフター等の保証関連の情報と合わせて冊子にし、施工業者から工事完了時に渡すことで、ユーザーの保存性を高め、意識づけをしてもらうようにする。

オリジナル住宅ローン商品
(サービス)を作りました。

① 協議会専用の住宅ローン優遇

かねてから協議会の会員で要望のあった「協議会専用の住宅ローン優遇」というオリジナルの制度を整備しました。協議会の設ける基準の新築またはリフォームを実施する当事業の施行物件に関しては、協議会からの認定(岐阜県産材使用証明書)があれば「大垣共立銀行」の住宅ローンの金利優遇等が受けられる仕組みです。
※ローンについては、新築・リフォームともに対象とします。中古住宅に関しては、岐阜県産材の使用証明書が出ないので対象とはなりません。

① FA相談サービス

ぎふの木ネット協議会の会員さま物件において、「十六銀行」で住宅ローンを申し込みされた場合、ご希望のある方はFA(ファイナンシャルアドバイザー)らライフプランに関する相談およびコンサルティングを実施していただけます。

ぎふの木ネット
認定住宅の基準

新築

下記の要件を、全て満たす新築住宅が対象協議会での確認方法は以下の通り
構造岐阜県材を構造際の60%以上を使用プレカットのご注文にて
性能UA値0.6未満 長期優良住宅認定フラット35s相当 協議会で確認
建材建材・断熱と水回りまたはサッシ仕様の3点協議会での使用確認建材・断熱・水回りまたはサッシの3点
建材のご注文にて
施工品質施工時に第三者検査を導入(5項目検査)
(実施調査またはオンライン検査)
申込みが分かる書類の提示
(協議会でも申込み受付可能)
維持管理住宅履歴サービスへ登録申込みが分かる書類の提示
(協議会でも申込み受付可能)

リフォーム

下記の要件を、全て満たすリフォームが対象協議会での確認方法は以下の通り
調査インスペクション調査の実施報告書の写しの提出
(協議会でも申込み受付可能)
木材木材を使う場合は、岐阜県産材を一部に使用木材のご注文にて
建材建材・断熱と水回りまたはサッシ仕様の3点協議会での使用確認
※使わない建材がある場合は、協議会へ連絡
建材・断熱・水回りまたはサッシの3点
建材のご注文にて
保険リフォーム瑕疵保険への加入申込みが分かる書類の提示
(協議会でも申込み受付可能)
維持管理住宅履歴サービスへ登録申込みが分かる書類の提示
(協議会でも申込み受付可能)

ぎふの木ネットの認定住宅

ぎふの木ネット協議会では、住宅ストック事業に関する認定住宅の基準を作りました。
基本的にはぎふの木ネット仕様をベースにしており、そこに施工品質や維持管理に関する仕様を追加した形のものになります。
今後こういった住宅の流通が必須になると思っています。 この事業に関心を持っていただき、高品質なストック住宅が増えていくことを願っています。そのために協議会としてもできることを発信していきたいと思います。

ぎふの木“家を建
“森を守る

ぎふの木ネットでは、県産材を使った家づくりを推奨しています。県産材を使うことで、耐久性や健康に良い家を建てることができます。また、地域の産業にも良い影響があります。

ぎふの木で家を建てるなら、
ぜひご相談ください

  • 岐阜県の木について知ることができる
  • 家づくりのパートナーを探せる
  • 建築や資金計画の相談ができる
  • 「ぎふの木の家」を見学できる

お問合せはこちら

058-271-3111

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コンセプトブック

「木材」の魅力がひと目で分かるコンセプトブックを作成いたしました! これから家を建てる人に知ってほしい、木のチカラをご紹介。

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岐阜県産材施工事例

岐阜の木を使って建てられた住宅や公共施設などの事例をご紹介いたします。

ぎふの木で作る 岐阜県産材商品 
It is a product made from Gifu Wood

岐阜の木で作られたプロダクトや、県産材を使った建築プランなどをご紹介いたします。

Dr.みのりんの実験室 Dr. Minorin’s Laboratory 岐阜大学 名誉教授 箕浦秀樹 協力

箕浦秀樹名誉教授が、岐阜の山や森について取材したり、実験したり、工作したりする実験室です!

対談 cross talk

大学教授や木材関連企業の代表など、岐阜の木に深く関わる方達に対談してもらう連載企画です!

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