広葉樹を取り扱う日本一の木材市場
今日のテーマは「木材市場」です。木材市場は基本的には業者しか立ち入ることが出来ず、一般の方に見てもらう機会は少…
森林を守るためには、知ってもらいたいことがあります。
木や森林の役割や、森で起きている問題、そしてこの先このままではどうなってしまうのか。
より木や森林に対する理解を深めていただくことで、もっと木や森を身近に感じて欲しいと思っています。
私たちが普段、何気なく使用している木材や木工製品はどのように生産されているのでしょうか。
岐阜県産材ができるまでの8つの工程に大潜入!
実際の木材加工の現場に潜入しその工程を徹底的に解剖しちゃいます!
ぎふの木ネット協議会では、様々な情報発信をしています。
ここでは会員様の情報、協議会の活動報告などをお伝えします。
10月2日(水)にぎふの木ネット協議会の会員様向けに飛騨高山森林組合様に協力を頂いて、林業の勉強会を開催しました。 今回は現場見学がメインということで、最初に少し座学として木材の商流や今回見学させてもらう「森林組合」について教えてもらい、その後今動いている現場を見学させてもらいました。 伐倒した木を集める「集材作業」と集材した木の枝を払い、必要な長さにカットをする「造材作業」を行うところを見学しました。森林組合の職員の方に都度疑問に思うことなどはお聞きしながら、実際に林業機械が動くのを見る機械も少ないため、大変貴重な経験となりました。 その後植林を終えて3年立っている現場を見学しました。植林されていたのはヒノキとアカマツで、植えた後も下刈りや獣害対策を行っている等話を聞きました。 最後に原木が集まっている土場を見学し、今回の林業勉強会は終了しました。今後も現場を見学して頂けるような勉強会を定期的に開催していきたいと思います。
7月20日付の新聞にて林経新聞にて、ぎふの木ネット協議会が7月12日に開催したぎふの木ネット特別フォーラムについての記事が紹介されました。
本日、株式会社N Styleホーム様の構造見学会にお邪魔してきました。 岐阜県関市に、岐阜県では他に例のない「断熱等級7」の住宅を建てられることになったそうで、今日はその見学会でした。 現在の断熱等級の最高ランクである断熱等級7を実現する住宅には、いったいどんな工夫がされているのかとても興味がありました。 見学会の現場には、エアコンが1台だけ設置されていました。 室外機のホースが玄関ドアから入ってきているので少し隙間があいた状態でしたが、中はとても涼しく(外気温は30度越えの真夏日)気持ちの良い空間でした。 断熱施工については、すべて社長が行っているそうです。通常の施工と比べて手間暇がかかりますがそれでもいい家をつくりたいという思いのもと、この施工方法を続けていらっしゃるそうです。 驚いたのは、その断熱施工のこだわりです。 まずは断熱材をしっかり入れた上からシートを貼ってあるのですが、なんと通常テープ等で留めるシートとシートのつながり部分を、熱で溶かして完全に物理的に隙間を塞いでいるのです。 シートの上から留めているタッカーの針の部分の穴も塞ぐため、上からテープをつけて、室内との境界を完全に1枚のシートにして空気の抜け道がないようにされています。 手間のかかる大変な作業かと思いますが。そのこだわりに脱帽します。 社長の想い 私たちは、住宅性能において常に最先端を目指してきました。特に現在の断熱等級の最高ランクであります「断熱等級7の住まいを建てたい」という想いを抱き続けてきました。まだまだ同業他社の中には「オーバースペックだ」「そんな性能必要ない」という方もいる中で、この「断熱等級7」の住まいづくりは先進的なことであり今後の住宅業界を先駆けていくために必要不可欠なことだと考えています。 断熱等級7のここがすごい!ポイント 冷暖房費がかなり安い 暖房なしでも概ね室温が15℃を下回らない 防音性が高い ぎふの木ネットには、こういった熱い想いのある工務店さんたちがみえます。そんな工務店さんたちについて発信する「モクタウン」をぜひチェックしてみてください。 モクタウンへはこちらのボタンから
7月13日付の岐阜新聞朝刊にて、ぎふの木ネット協議会が7月12日に開催したぎふの木ネット特別フォーラムについての記事が紹介されました。
ぎふの木ネット協議会は、2月28日に岐阜県と「県産材利用促進協定」を締結しました。 前列右から2人目がぎふの木ネット協議会会長となります これは、県と連携して県産材の利用促進に取り組み、循環型社会の形成や地域経済の活性化を目指すものとなります。 協議会では、今後も県や各企業・学術機関と連携して県産材の利用促進を図っていきます。 締結に関しては、2月29日の岐阜新聞と3月1日の日刊木材新聞にてそれぞれ記事が掲載されました。
こんにちは。ぎふの木育ひろば「木遊館(もくゆうかん)」に本日から5月末まで展示スペースにてデジタル展示場「モクタウン」の展示を行っています。なかなか対面でご説明させて頂くことは難しいのですが、今月の5月22日・29日の土曜日は限られた時間だけスタッフがブースに駆け付ける予定です。(※事前予約制のお客様のみが対象となっており、すでに予約はいっぱいのようですので大々的に告知は致しておりません。※) また、ブースでは新3匹の子ぶたのアニメを流しております。このアニメは現在一話のみしか解禁されていませんが、これから徐々に解禁されていく予定ですので気になる方はお楽しみに♪
こんにちは。いよいよデジタル展示場「MOKU TOWN(モクタウン」が2021年5月1日にオープン致します。現時点でモクタウンと検索頂くと上記のようなページに入り、まだその概要をお見せすることができないのですが、今週の土曜日からご覧頂く事が出来ます。 つながるデジタル展示場 をキャッチコピーに、デジタルでモデルハウス見学や土地や建売探し、また約40社以上の工務店様の顔が見れる紹介動画でじっくり、ゆっくり、好きな時間に家探しをして頂けます。 オープンまで今しばらくお待ちくださいませ!
いつでも、どこでも、家づくり がスマホでできる ぎふの木モデルハウスの 「 デジタル展示場 」 スタート 〜 家づくりにも エシカル消費 を推進 し、持続可能な森林・建築を目指す〜 岐阜県産材活用の産学官連携サプライチェーン「 ぎふの木ネット協議会 」運営事務局のヤマガタヤ産業株式会社 (本社岐阜 県 羽島郡岐南町 、代表取締役: 吉田芳治) は 、 いつでも、どこ で も、 家づくりが スマホでできる、岐阜県産材 を活用した地域工務店 モデルハウス が集まった 「 デジタル展示場 」を 2021 年 5 月 1 日( 土 )より オンライン上にて サービススタートいた します。 【 URL 】 未定 (※画像は製作途中のイメージであり、変更になることがあります。 TOP ページは上図のようにタウン表示になっており、山から木が切りだされて家になるまでのサプライチェーンの流れがユーザーに視覚的に理解できるアニメーション となります 。黄色吹出しは情報発信をする業種名を指 します 。 【What ものづくりのストーリーが伝わるデジタル展示場※】 「デジタル展示場」で は 、 VR や動画等の技術を活用して家にいながらモデルハウス等が見学できる他 、 普段ユーザーが見学する機会のない 木材生産現場 を 見られるなど、家づくりが完成するまでに携わる多業種のものづくりのストーリーを 体感でき、オンラインでありながらもユーザーにとって「顔の見える」 展示場 を目指し 、 コロナ下の生活様式においても安全に、 ユーザーの家づくりのパートナー選び、商品選びに役立つ情報提供をすることを狙っています 。 2021年 5 月 1 日、岐阜愛知の工務店 30 社、木材メーカーその他企業 2 0 社程度のコンテンツ展示による情報発信からスタートし徐々に参加企業を増やしていく予定であり、現在は参加企業募集中です。また、当「デジタル展示場」事業は、経済産業省ものづくり補助金ビジネスモデル構築型、岐阜県林政部デジタル展示場整備事業の採択事業として行政の応援を受けています。 ※「デジタル展示場」コンテンツ の案は以下の通りです。 コンテンツは今後増える可能性があります。 ⚫ 岐阜県産材や国産材を活用した住宅のモデルハウスの VR (バーチャルリアリティ )(約 30~40 棟) ⚫ 地域工務店や設計士等のこだわりや家づくりへかける思いを 紹介する 動画 (約 30 社) ⚫ 林業、製材、プレカット工場、家具工場などの木材生産の様子や商品 紹介 の 画像・ 動画 (約 20 社) ⚫ 不動産情報・分譲住宅情報の検索機能 ⚫ 施工例から選ぶ、家づくりパートナー(業者)の検索機能 ⚫ 工務店・不動産業者 イベント検索機能 ⚫ 家づくりが初めてのユーザーに向けた、 プロが教える 家づくりの ハウツー に関する解説動画 ⚫ 大学の最新木材研究実績 ⚫ 行政からの家づくりに関するお知らせ、補助金情報 ⚫ 清流の国ぎふ マスコットキャラクター「ミナモ」出演のオリジナル動画 【Who 持 続可能な森林、建築、地域社会を目指した協議会 が 、家づくり における DX を実現する】 「デジタル展示場」は、岐阜県産材の推進を通じ、未来のこどもたちのために持続可能な森林、人、地域社会を目指す ぎふの木ネット協議会が運営します。 協議会では、 「 森を守る (森林環境整備 、 人を守る(健康で安全な空間の推進)、 技術 を守る(人材育成、技術基盤の向上)」をキーワードに、ユーザーが安心できる 木質 空間の創出と、地域社会・地域産業基盤の整備発展 、 SDG sの目標達成 を目指 しています。協議会は当社が事務局運営を行い、現在200 以上の異業種企業に 会員として 参加頂き、岐阜県林政部や岐阜県森林文化アカデミー、森林組合、大学教授などにオブザーバーとして参加頂き、産学官連携による中小企業のサポートも積極的に実行しています。木材・建築業界に携わる地域 中小企業 の 、短期的なコロナ下における課題解決と、長期的に持続可能な企業 への成長の ために、 協議会として「デジタル展示場」を運営することで、地域中小企業のDX化のサポートをしながら、家づくり全体のDX化 への 寄与 を目指しています 。 【Why 家づくり、建築のエシカル消費を推進】 協議会会員の岐阜県産材を活用した 家づくりのサプライチェーン のように、 パートナーシップによって目標達成をする 仕組みを地域で実践していることをユーザーに知っていただき、 地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動 、「エシカル消費」の考え方を、家づくりや建築の分野でも推進したいと考えています 。 一人ひとりの消費行動が未来のこどもたちのために豊かな日本の森を残すことにつながることを、真摯に伝えていきたいと思っています。 【 How チームワーク、 パートナーシップで 目標を達成する】 「デジタル展示場」事業は、当社含め地域の 中小企業 1 社ではできないことを 全体で実現する、パートナーシップでの目標達成を積極的に推進していきます。地域に最大限の効果を発揮できるよう、各方面のプロフェッショナルが集結して事業運営を進める仕組みです。 木材・建築関係企業のパートナーシップの他に も、行政や学校、 IT 関係やプロモーションの分野においても幅広くの団体に共感を頂き、パートナーシップ※でスタートします。 ※パートナーシップ先は以下の通りです。()内は、所在地とどのようなことを共同で行うかについて。 ⚫岐阜県林政部(岐阜県産材に関わる情報提供、補助事業による応援) ⚫岐阜大学応用生物科学部光永徹教授(岐阜県産材、ユーザーの健康に関する共同研究) ⚫東京都立大学・名誉教授(医学博士・医師)星旦二教授(ユーザーの健康に関する指導) ⚫岐阜森林文化アカデミー森林技術開発・支援センター(岐阜県産材に関わる情報提供) ⚫岐阜県森林組合連合会(岐阜県産材に関わる情報提供) ⚫日本ユニシス(株)(東京都、システム構築・DX支援・事業企画を共同実施として行う) ⚫(社)日本防犯学校梅本先生(東京都、ユーザーの家づくりに関するアドバイス) ⚫(株)エヌリンクコンサルティング(東京都、ユーザーの家づくりに関するアドバイス) ⚫(株)ビズ・クリエイション(岡山県、ユーザーコンタクトシステムKengaku Cloud) ⚫(株)アドキットインフォケーション(岐阜県、地域プロモーションについての共同サービスを開発する) ⚫(株)天野企画(岐阜県、プロモーション企画、撮影、製作) ⚫(株)Think blue(岐阜県、モデルハウス装花、撮影) ⚫地域工務店約30社(岐阜県、愛知県、モデルハウスVR展示等) ⚫岐阜県産材木材メーカー約10社(岐阜県、愛知県、動画展示等) ⚫設計・不動産業者・建材メーカーその他業種約10社 デジタル展示場プレスリリースダウンロード
7月20日付の新聞にて林経新聞にて、ぎふの木ネット協議会が7月12日に開催したぎふの木ネット特別フォーラムについての記事が紹介されました。
7月13日付の岐阜新聞朝刊にて、ぎふの木ネット協議会が7月12日に開催したぎふの木ネット特別フォーラムについての記事が紹介されました。
2024年7月11日付の岐阜新聞朝刊10面に、ぎふの木ネット協議会の全面広告が掲載されました。 木材先進県岐阜に向けて、ぎふの木ネット協議会での取り組みを紹介した広告となっております。 購読されている方や手元にある方は、ぜひご覧ください。
7月3日付の日刊木材新聞に、7月12日(金)に開催される会員様向け特別フォーラムについての記事が掲載されました。
10月2日(水)にぎふの木ネット協議会の会員様向けに飛騨高山森林組合様に協力を頂いて、林業の勉強会を開催しました。 今回は現場見学がメインということで、最初に少し座学として木材の商流や今回見学させてもらう「森林組合」について教えてもらい、その後今動いている現場を見学させてもらいました。 伐倒した木を集める「集材作業」と集材した木の枝を払い、必要な長さにカットをする「造材作業」を行うところを見学しました。森林組合の職員の方に都度疑問に思うことなどはお聞きしながら、実際に林業機械が動くのを見る機械も少ないため、大変貴重な経験となりました。 その後植林を終えて3年立っている現場を見学しました。植林されていたのはヒノキとアカマツで、植えた後も下刈りや獣害対策を行っている等話を聞きました。 最後に原木が集まっている土場を見学し、今回の林業勉強会は終了しました。今後も現場を見学して頂けるような勉強会を定期的に開催していきたいと思います。
本日、株式会社N Styleホーム様の構造見学会にお邪魔してきました。 岐阜県関市に、岐阜県では他に例のない「断熱等級7」の住宅を建てられることになったそうで、今日はその見学会でした。 現在の断熱等級の最高ランクである断熱等級7を実現する住宅には、いったいどんな工夫がされているのかとても興味がありました。 見学会の現場には、エアコンが1台だけ設置されていました。 室外機のホースが玄関ドアから入ってきているので少し隙間があいた状態でしたが、中はとても涼しく(外気温は30度越えの真夏日)気持ちの良い空間でした。 断熱施工については、すべて社長が行っているそうです。通常の施工と比べて手間暇がかかりますがそれでもいい家をつくりたいという思いのもと、この施工方法を続けていらっしゃるそうです。 驚いたのは、その断熱施工のこだわりです。 まずは断熱材をしっかり入れた上からシートを貼ってあるのですが、なんと通常テープ等で留めるシートとシートのつながり部分を、熱で溶かして完全に物理的に隙間を塞いでいるのです。 シートの上から留めているタッカーの針の部分の穴も塞ぐため、上からテープをつけて、室内との境界を完全に1枚のシートにして空気の抜け道がないようにされています。 手間のかかる大変な作業かと思いますが。そのこだわりに脱帽します。 社長の想い 私たちは、住宅性能において常に最先端を目指してきました。特に現在の断熱等級の最高ランクであります「断熱等級7の住まいを建てたい」という想いを抱き続けてきました。まだまだ同業他社の中には「オーバースペックだ」「そんな性能必要ない」という方もいる中で、この「断熱等級7」の住まいづくりは先進的なことであり今後の住宅業界を先駆けていくために必要不可欠なことだと考えています。 断熱等級7のここがすごい!ポイント 冷暖房費がかなり安い 暖房なしでも概ね室温が15℃を下回らない 防音性が高い ぎふの木ネットには、こういった熱い想いのある工務店さんたちがみえます。そんな工務店さんたちについて発信する「モクタウン」をぜひチェックしてみてください。 モクタウンへはこちらのボタンから
こんにちは。今日はぎふの木ネット協議会の会員様でもある株式会社永冨様のモデルハウスに見学に行ってきました。今回内覧するモデルハウスは「住まいのパズル」という半分規格住宅のようなシリーズの平屋のお家です。詳しく中を見せて頂いたので紹介していきたいと思います。 玄関に入るとなんと一枚板がお出迎え。シューズクロークは可動式でシンプルでおしゃれなデザイン。なんと、自社で作られているオリジナル家具なんだそうです。 リビングは解放感があり、見せ梁もかっこいいです!18畳あるようで、2~4名の方が住まわれる想定だと、ちょうどいい大きさのお家です。 リビングで一番気になるのは、こちらのおしゃれな階段ではないでしょうか。こちらは「住まいのパズル」では標準仕様だそうです。 そして、驚いたのがこちら。一見ただの壁にみえますが…。 こちら、実は壁掛けのテレビボードなんです。裏を見ると収納棚があります。コード類は壁の間を通り、ブルーレイ機器やゲーム機、Wi-Fiのルーターなどはこの裏の収納棚に収めることができるようです。 そしてこちら平屋のモデルハウスなんですが、実はロフトがあります。キッチンから見上げると左のような写真に。子供が遊んでいても見えたり声が聞こえるようになっているようです。 ロフトはこのような感じで、開放感あるおしゃれな空間です。 上記の左の写真の窓の奥。少し見えていますが、さらに驚くのは、なんと。バルコニーがあるのです! しかもかなり広いバルコニーで、実はリビングと同じ18畳あるそうです。水道もあるため、夏はプールなども出来そうですね。他にもワンチャンの遊ぶスペースとしてBBQなども楽しめそうです。 場所を移動し、こちらは洗面所です。かなり広いスペースがとられており、収納もばっちり。 洗面台の横にかなり大きめのリネン棚がついており、こちらも造作家具で自社で作られているのだとか。意外と洗面所に置きたいものはたくさんあるので、こういう大容量の棚が一つあるだけでもありがたいですよね! そして、筆者が一番驚いたのはこちら。写真の棚の一番下に隙間があるのがわかりますでしょうか。こちらヘルスメーターをしまう場所なんです。以外と置き場所に困るため、あらかじめ造作家具でこのように作ってもらえるなら嬉しいですよね。 こちらは、物干し金物です。話を聞くとどうやら”懸垂”もできほど強力に留めてあるので、外れることはないようです。 動線にも工夫がされていると聞きました。 こちらダイニング側は上記の通り扉がなく、エアコンがちょうど奥の壁についている状態です。この直線状の反対には脱衣所があり、ヒートショックなどを防ぐためにこういう設計になっているんだそうです。他にも洗濯物の持ち運びなども便利そうですよね。 洋室 寝室 上記の写真は洋室と寝室です。寝室にはウォークインクローゼットがあります。服も大容量でしまえるサイズです。 最後にご紹介するのが、トイレです。 トイレには小さい収納棚が。こちらもオリジナルで作られているのだとか。おしゃれですよね! まだまだ紹介できていないところもあるのですが、この物件は現在モデルハウス見学会が開催されており、3月まで開催される予定のようですので、ぜひ、実際に見学会に足を運んでみてください♪ご予約はこちらから:https://www.ie-miru.jp/cms/yoyaku/nagatomi/events/43559 気になる方は下記の株式会社永冨様までお問い合わせくださいませ。 株式会社 永冨 住まいのパズル住所 〒452-0803 愛知県名古屋市西区大野木4丁目26番地 Space Laboビル4階TEL 052-502-3800HP https://www.nagatomi-kentiku.co.jp/
12月23日にぎふの木ネット協議会会員である宮部建設株式会社さまの完成見学会に伺いました。(見学会は23日・24日に行ってみえました) 外壁は白のガルバリウム鋼板で、おしゃれでかわいくスタイリッシュな外観となります。その特性は耐久性。さびにくく色褪せもしにくい材質で劣化となるつなぎ目も少ない。スタイリッシュな白の外観を色あせることなく永年(ながねん)住んでいただけるお家です。 室内乾燥機 乾太くんを備え付け装備。また設置に困らないようランドリーには設置の棚が設けてあります。すぐ近くには室内干しができるランドリースペースもございます。外に出るドアもありますので室外・室内どちらでも干すのに困らないため機能的。 ゆったりとしたパントリーは収納力がたいへん優れています。ファミリー用の用途ごとに異なる食器・ゲスト用食器も収納ができますし日用品もストックしておくことができる広々としたスペース。また、キッチンからは奥になり陽の入らない影のスペースとなりますので生活感も隠すことができます。 リビング・ダイニングにある東濃産ヒノキの柱。こちらは東濃産ヒノキを複数接合している集成材になります。SE構法だからこそ採用された柱になりますが、ひのきの美しい色合いを出しております。 勾配天井のあるリビング・ダイニングは広々としたスペース。天井が高くりなり視野がひろがり・壁面積も増えるため同じ床面積の建物よりも圧迫感のない開放的な空間となっています。また、東にまどを設けているため朝の自然光をとりいれやすく、自然光が部屋全体をあかるくしてくれます。 玄関をあがり左手には2階へと上がる階段があります。階段には中段に日用品や装飾品での飾りつけが出来るように棚が作られています。階段をあがり左手に収納スペースがあります。2階にはトイレ、南側向きに窓のある部屋が2部屋あります。 1部屋は10畳を超える広い1部屋。こちらの1部屋は左右にクローゼットになるスペースが2つあり、将来お子さまが別々の区分けを設け過ごすことができます。 こちらは東濃産ヒノキの集成材を使用したSE構法で建てられた物件になります。同じ耐震等級3であってもより耐震性の高い構造計算による耐震等級3になります。外観のおしゃれさのみならず、住まわれる方を地震からまもる、機能×安全を備えたお家になります。 こちらの物件でのお問い合わせは イエイエ 宮部建設〒501-3217岐阜県関市下有知1546-2TEL:0120-88-0569
今日のテーマは「木材市場」です。木材市場は基本的には業者しか立ち入ることが出来ず、一般の方に見てもらう機会は少ない場所です。そのため、あまり知らせていませんが、実は岐阜には『広葉樹を取り扱う日本一の木材市場』があります。今日はその市場、岐阜銘木協同組合(略称:岐阜銘協)について紹介していきたいと思います。 木材市場とは? 「木材市場」とは「各地の山から伐採された木が集まってくる」場所です。市場には山から伐ってきた「原木」と呼ばれる丸太の状態と、丸太から製材された「製品」の状態で並ぶことが多いです。どちらかだけを扱っている市場もありますが、岐阜銘協ではどちらも取り扱っています。 原木 製品 そもそも日本の木材市場では、ヒノキ・スギなどの針葉樹をメインに扱う市場の方が多く、広葉樹をメインで取り扱う市場は全国的にみてもあまり多くありません。この針葉樹メインの市場と広葉樹メインの市場が別れているのは、最終的な目的の違いからです。針葉樹がメインの市場は建築材料として買いたい人が集まり、広葉樹がメインの市場は家具や一枚板等の材料として買いたい人が集まります。 岐阜銘協では、ケヤキ、トチなどの国産材はもちろん、海外から輸入されたウォールナットなど、針葉樹の市場に比べて取り扱う樹種の種類はかなり多いです。また、その中でもいわゆる「銘木」と呼ばれるものも集まります。それは高樹齢・大径木・長径木など、それ自体に希少価値のあるものや、希少な「杢」と呼ばれる独特な模様が出るもの等、「銘木」と呼ばれるに相応しい価値の高いものも集まります。 トチの「縮杢」と呼ばれる杢。 なぜ岐阜に? 一番の理由としては、岐阜が日本の中心に位置しているという”立地”という点があげられます。現に全国各地から市日前にものが運び込まれ、市日に売れて、また全国や世界に渡っていきます。日本の中心だから、木も人も集まりやすいのです。 日本一の広葉樹市場 岐阜銘協では毎月1回、市があり、2日間「製品」と「原木」に分けて競り売りで売買されています。月によりばらつきはありますが、毎月製品は約3,000~5,000点、原木は1,000~2,000点が競りにかけられます。少し競りの様子を写真で見てみましょう。 製品のセリの様子 競り子が対象の商品の前に立ち、買いたい人は声やハンドサインを使い競りに参加をします。一日で何全点と競るため一点あたりにそんな多くの時間はかけられません。短い時間で競りにかけられ、次々と売り先が決まっていく面白い世界です。 原木のセリの様子 いかがだったでしょうか。実際に見てもらうようなことは難しい場所なので、木材市場を少し覗いてみた感覚で記事を読んでいただけたのではないかと思っております。業界人だけに密かに知られている、『日本一の木材市場』が実は岐阜にあることを、皆様にもぜひ知ってもらえたら嬉しい限りです。
「好きな花は?」と聞かれたら間違いなく名前が上がるほど日本人に深く根付いている花、「桜」。この春の開花の時期になると土日は花見でにぎわい、夜はライトアップされた夜桜を見に行ったりと人々の注目を集め、様々な楽しみに方がなされています。 また学校の校庭に植わっていたり、公園や堤防など身近に感じられるところに植えられており、普段目にするようなところで桜を楽しむことが出来ます。その開花を伝える「桜前線」という言葉もあるほどなので、私たちがいかに桜の開花が気になっているかが分かります。日本では花や葉の塩漬けが食用などに利用されていたり、木材としては高級家具材やフローリング材として、樹皮は樺細工で茶器などの化粧として使われるなど、広く親しまれています。上記の様に、花も材も樹皮ですら使われるほど各方面で人気を誇っているのです。余談ですが、桜の開花の基準となる岐阜の”標本木”は岐阜駅南側の清水川提にあるようです。さて、今日はそんな桜と岐阜が誇る日本三大桜のひとつ「薄墨桜」について紹介していきたいと思います。 日本にサクラは800種?! まずは、桜について。桜は日本人が好きな花ランキングで1位を取るなど、圧倒的な人気をもっています。また、日本に国花というものが制定されていませんが、警察や自衛隊のエンブレムになっていたり、その人気ぶりからも、国を代表する花ともいえそうです。そんなサクラ、実は日本に栽培用品種まで合わせると800種近くあるといわれています。おそらく種名で一番有名なのが「ソメイヨシノ」だと思いますが、このソメイヨシノは人工的に作られた品種で、「エドヒガン」と「オオシマザクラ」を掛け合わせて作られた園芸品種となります。日本に本来自生するサクラのうち、現在の生物学上で独立した”野生種”と認められるのは次の11種もしくは10種のみです。 この800種近くという数字からも、いかに人気で新しい品種が生み出されたかがよく分かりますが、これは人気で品種改良が進んだことと、そもそもサクラ自体が自然の中でも突然変異することがある種という2点の要因があげられます。それにしても、11種から800種近い品種ができるというのはすごいことですよね。 樹齢1500年以上の「薄墨桜」 さて、今日の本題である「淡墨桜」は岐阜県本巣市にあります。日本三大桜の一つで、国の天然記念物に指定されており、日本三大桜に選ばれるのも納得の巨木で樹高17.3m 幹回り9.4mという圧巻の大きさを誇っています。桜の散り際には淡い墨色になることから「薄墨桜」と呼ばれているそうです。ちなみに、「日本三大桜」は、岐阜県の「根尾谷淡墨桜」、福島県の「三春滝桜」、山梨県の「山高神代桜」、の3カ所の桜を指しています。種は野生種のひとつである「エドヒガン」と呼ばれる種です。エドヒガンはサクラの中でも特に長寿に育つ傾向にあり、例に漏れず薄墨桜も樹齢1500年を超えるといわれています。 現地の石碑には種名が「ウバザクラ」とされていますが、これはエドヒガンの別名で、葉が生えてくる前に花が咲く様子を歯のない老婆に例えたところから名付けられたとされています。薄墨桜は今が満開の時期で大変見頃です。1500年の歴史を感じられる迫力ある淡墨桜を見にぜひ足を運んでみてください。 根尾谷薄墨桜【 住所 】 〒501-1525 岐阜県本巣市根尾板所字上段995【 駐車場 】 あり
今でこそ山は生い茂り、伐期を迎えた日本の森林は利用することで、次の木を植え、循環するサイクルがSDGsの観点からも推奨されていますが、昔は違いました。山にある木は今よりも大変貴重な資源として使われ、住宅に近い山の木は伐採され、ハゲ山になってしまうということはよくあることでした。木は軽い割に強度があり、加工も容易だったことから利用価値が高かったのです。例えば食器や箸といった生活に欠かせない道具や、家などの大きな建造物の骨組みまで、用途は様々でした。 1本で、首ひとつ。 江戸時代でも、当然の如く山は資源の宝庫であり、近くの山の木は伐採され地域によっては木材が枯渇してしまうという事態が起こり、伐採を禁止する制度が取り入れられることもありました。それは「木曽谷」でも行われていました。木曽谷は長野県木曽郡と岐阜県中津川市の一部の流域のことを指しており、このあたりのヒノキをはじめとする木材は良質とされてきました。しかし、大量に伐採され木材が枯渇し、当時直轄であった尾張藩は、「停止木制度」という伐採禁止令を布きました。この禁止令は「一本伐ると、首ひとつ」というかなり重い処罰があるものでした。 伐採禁止になった5樹種 その禁止令で伐採禁止となった停止木を「木曽五木」といいます。それがこちらの5種類。左からヒノキ・サワラ・アスナロ・クロベ(ネズコ)・コウヤマキです。 この5樹種の頭文字をとって「あさひねこ」という覚え方をします。 木曽五木は一番良質な木材であるヒノキとヒノキに似たサワラ・アスナロ・クロベの伐採を防ぐこととと、利用価値の高いコウヤマキを守るために制定されました。 木曽五木 ヒノキ ヒノキ科ヒノキ属日本に広く分布している。その中でも木曽谷のヒノキは最高級品とされており、長野県側のヒノキを木曽ヒノキ、また岐阜県側(裏木曽)では東濃ヒノキと呼ばれる。木材は高い耐久性を持ち、香りが好まれる。建築材料として優れ、法隆寺や姫路城、伊勢神宮や名古屋城など、日本の名だたる建築物に使用されている。 サワラ ヒノキ科ヒノキ属ヒノキに似ており、ヒノキよりもやや柔らかく、また匂いが強くないのが特徴。サワラで作る飯櫃は最高級品とされ、調質効果が高い木材である。 アスナロ ヒノキ科アスナロ属ヒノキに似ており、抗菌作用の元となるヒノキチオールをヒノキより多く含む、抗菌性に優れた木。 木材としてはヒノキにやや劣るため、明日はヒノキになろう。という語源から「アスナロ」とついたとされる。正式な和名としては「アスナロ」だが、「ヒバ」や「クマサキ」など別名がある。 クロベ ヒノキ科クロベ属ヒノキやアスナロ、サワラほど広く分布している木ではなく、市場で出回ることは珍しい。別名はネズコといい、近年人気となった某アニメのヒロインの名前と同じということで少し知名度が上がった。樹皮は火縄銃に使用されていた。 コウヤマキ コウヤマキ科コウヤマキ属和歌山の高野山に多く見られることから名がついたとされる日本固有種の木。材は腐敗しにくく、木棺として出土しているほどの高い耐久性・耐水性を持っている。また、悠仁親王のお印としても知られる。 どれぐらい似ているのか。 ヒノキとヒノキの誤伐を防ぐために制定された4種ですが、実際に上記の写真を見るとよく似ていることが分かって頂けるかと思います。では、どこで見分けるのか。一番分かりやすいのは「葉の裏」を見ることなのです。 左はヒノキ、右はサワラ 左はアスナロ、右はクロベ 特徴としては、ヒノキは裏が「Y」の字になっており、 葉が丸い。サワラは裏が「X]になっており、 葉が尖っている。アスナロは裏が、白く緑で縁取りされており、葉は丸い。クロベは裏が、緑色で、葉は丸い。岐阜の東濃の方へ行く機会があれば、ぜひ葉の裏を見比べてもらえればと思います。 この当時に伐採禁止令を布いたことで、現在木曽谷の森林は豊かな自然が保たれています。木の国である岐阜の誇れる「東濃桧」は、今も適切に管理された山でのびのびと育っています。
高山市は面積が2177.67haと“日本一広い市”としても有名ですが、その大きさは東京都に匹敵します。その広大な土地のうち93%は森林で占められており、実は森林率も日本一高い市なのです。 家具の名産地 高山 そんな岐阜県高山市は言わずとしれた家具の名産地です。家具製造業の出荷額は全国でも4位。木工産業としての出荷額は全国で7位となっています。 参考:平成30年工業統計調査 岐阜県産業経済振興センター 歴史は味噌屋から 飛騨の家具の歴史は、大正9年。 高山町上三之町のとある味噌屋がその舞台となりました。 お客として森前という兄弟二人が訪れ、味噌屋の店主と雑談ついでに「ブナの木だって使いようによって立派な椅子になる」と話したことがきっかけです。 二人はブナの木を蒸して曲げ、椅子やテーブルを作る工場で働き、技術を身に着けて帰ってきていました。味噌屋の店主はブナの家具作りについて詳しく話を聞き、曲げわっぱの名職人であった廣島という者と結び付けたことが、飛騨の家具の歴史の始まりです。 飛騨・世界生活文化センター内 ミュージアム飛騨より ここでキーになっているのが「ブナ」です。ブナは“木で無い”と書いて「橅」と呼びます。その名の通り、ブナは水分をよく含んでいて乾燥させることが難しく、また狂いや腐ったりなどで、今よりも広く木材が使われていた時代に、何にも使えない木という認識でした。高山の山にはそんな伐られることがないブナがうっそうと生い茂っており、土地には壮大なブナ林がありました。そんな何にも使えないと思われていたブナは実は曲げ強度が強く、蒸して曲げると椅子などに使える立派な材料になるのです。 ここに着目し資源と技術を駆使して、『飛騨の家具』はその認知度と技術力を上げていきました。 ブナについて ブナ科ブナ属の落葉広葉樹。北海道から九州まで広く分布しています。材は硬く弾力性があり、上記にある通り、曲げ木の椅子や家具材として使われます。またどんぐりの実がつく木としても知られています。他にも日本最初の世界遺産である「白神山地」は世界最大級の“ブナ”の原生林がみられます。 ブナの特性を理解し、広大な資源がある高山のブナを活用したことから始まった曲げ椅子作り。それが広がり飛騨の木工産業はさらに発展をしました。木を知り尽くした「飛騨の匠」の技があったからこそここまでのことができたといっても過言ではないでしょう。
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