
「緑茶」と木の話
日本を代表するお茶といえば「緑茶」その緑茶の「茶葉」は当然のことながら“木の葉っぱ”から出来ています。といっても、なか…
大切な地球を守るために、私たちにもできる事があります。
木材は私たちの身近にあるサステナブルな素材です。
木材を意識的に使っていくことで環境保全に貢献しましょう。
森林を守るためには、知ってもらいたいことがあります。
木や森林の役割や、森で起きている問題、そしてこの先このままではどうなってしまうのか。
より木や森林に対する理解を深めていただくことで、もっと木や森を身近に感じて欲しいと思っています。
私たちが普段、何気なく使用している木材や木工製品はどのように生産されているのでしょうか。
岐阜県産材ができるまでの8つの工程に大潜入!
実際の木材加工の現場に潜入しその工程を徹底的に解剖しちゃいます!
私たちは「国産材」「県産材」の利用促進のために、様々な取り組みを行っています。
ここでは協議会だからこそできる取り組みの数々をご紹介します。
ぎふの木ネット協議会では、様々な情報発信をしています。
ここでは会員様の情報、協議会の活動報告などをお伝えします。
こんにちは。 本日は、ぎふの木ネット協議会会員でこのHPやぎふの木ネットの動画や冊子の製作などを手掛けてくださっている、株式会社天野企画様の新スタジオを見学しました。 「しろくまスタジオ」と名付けられたスタジオに足を踏み入れると早速、白い壁と床に覆われた大きなスタジオがありました。 写真右側に空いているのは荷物の搬入口で、全開にすれば車を入れての撮影も可能なのだとか。また、カーテンを使うことで黒い背景やグリーンバックでの撮影もできるとのこと。 反対側にはキッチンスタジオがあったり、 2階にはフリースペースがあったりと、撮影のための設備がとにかく充実していました。 また、天井が高くとても開放感があったのが印象的でした。 今回訪問させていただいた天野企画様のHPはこちらになります。 https://amnk.co.jp/ ぎふの木ネットは今後も様々なコンテンツを通して岐阜の木のよさや現状についてお伝えしていきます。
こんにちは! このたび、ぎふの木ネット公式Youtubeチャンネルにて、「県産材が日本の森を救う!!」がタイトルの動画を3本公開しました。 森林文化アカデミーの池戸先生にご出演いただき、実際に森を見ながら森が抱える問題や適切な間伐の大切さ、森の大切な役割などについてわかりやすく解説する内容となっています。 1本につきおよそ10分程度にまとまっていますので、ぜひぜひご覧くださるとうれしいです。 ぎふの木ネット公式Youtubeチャンネルはこちら↓ https://www.youtube.com/channel/UCLyGSB5Vz0jWCQFW3IIwUoA
ぎふの木ネット協議会会員の山田一畳店 山田憲司様が、2023年7月1日(土)~30日(日)にかけて畳アートの個展「スーパーフラットホライゾン」を開催します。 また、初日の1日15時からは、特別イベントとして畳アートの上でダンサーの方によるパフォーマンスも行われます。 ■開催概要 日時 : 2023年7月1日~7月30日 午前7時~日没ごろ ダンス : 7月1日15時~(ダンサー:森崎 真帆、金澤 萌美) 会場 : 東福寺 光明院 アクセス: 京都市東山区本町15丁目809 URL : https://komyoin.jp/ 入場料 : 無料(お寺の志納 300円) これらの芸術的な畳は織り目を変えた同じ色の畳で、光の反射によって色が変わってみえるとのことです。 山田様は、畳の需要が年々減少する中で、伝統ある畳文化を盛り上げるために畳アートをつくられている方です。 もしご興味がある方はぜひ、足を運んでみてください。 詳細はhttps://www.atpress.ne.jp/news/344716よりご覧ください。
こんにちは 先日、ぎふの木ネット協議会会員の有限会社イマイ建築店。様の新事務所を見学しました。 まずは木が全体に貼られた事務所にお邪魔しました。 入った瞬間に木のとてもいい香りが広がって、思わず「いい香り」とつぶやいてしまいました。 日光がほどよく入って暖かみがあります。 続いて2階の住居部分を案内していただきました。 奥のコンクリート打ちっぱなし風の壁、実はクロスだそうです 板とクロスのコントラストがとても綺麗です こちらも木がふんだんに使われていて、また、以前から使われていたという家具と新しい部分が馴染んでいて、とても落ち着ける空間でした。 木が湿気をよく吸うので、洗面所も板張りで大丈夫とのこと ボルトなども極力使っていないとのことです。 そして、この事務所の一番の特徴は、部材が全てプレカットではなく手刻みの木組みで建てられているところです。 外からは見えにくいのですが、写真の四角いでっぱりにその技術の素晴らしさを見ることができます。 本格的な墨つぼです その後、作業場にて墨付けされた木材も見せていただけました。 なかなかない機会で、その技術力にとても感嘆しました。 そんなイマイ建築店様の新しい事務所ですが、2月11日(土)・12日(日)にオープンハウスを開かれるそうです。もし気になった方はぜひぜひ足を運んでみてください。 有限会社イマイ建築店。 岐阜県中津川市加子母1663番地 TEL:0573-79-3010
こんにちは。ぎふの木育ひろば「木遊館(もくゆうかん)」に本日から5月末まで展示スペースにてデジタル展示場「モクタウン」の展示を行っています。なかなか対面でご説明させて頂くことは難しいのですが、今月の5月22日・29日の土曜日は限られた時間だけスタッフがブースに駆け付ける予定です。(※事前予約制のお客様のみが対象となっており、すでに予約はいっぱいのようですので大々的に告知は致しておりません。※) また、ブースでは新3匹の子ぶたのアニメを流しております。このアニメは現在一話のみしか解禁されていませんが、これから徐々に解禁されていく予定ですので気になる方はお楽しみに♪
こんにちは。いよいよデジタル展示場「MOKU TOWN(モクタウン」が2021年5月1日にオープン致します。現時点でモクタウンと検索頂くと上記のようなページに入り、まだその概要をお見せすることができないのですが、今週の土曜日からご覧頂く事が出来ます。 つながるデジタル展示場 をキャッチコピーに、デジタルでモデルハウス見学や土地や建売探し、また約40社以上の工務店様の顔が見れる紹介動画でじっくり、ゆっくり、好きな時間に家探しをして頂けます。 オープンまで今しばらくお待ちくださいませ!
いつでも、どこでも、家づくり がスマホでできる ぎふの木モデルハウスの 「 デジタル展示場 」 スタート 〜 家づくりにも エシカル消費 を推進 し、持続可能な森林・建築を目指す〜 岐阜県産材活用の産学官連携サプライチェーン「 ぎふの木ネット協議会 」運営事務局のヤマガタヤ産業株式会社 (本社岐阜 県 羽島郡岐南町 、代表取締役: 吉田芳治) は 、 いつでも、どこ で も、 家づくりが スマホでできる、岐阜県産材 を活用した地域工務店 モデルハウス が集まった 「 デジタル展示場 」を 2021 年 5 月 1 日( 土 )より オンライン上にて サービススタートいた します。 【 URL 】 未定 (※画像は製作途中のイメージであり、変更になることがあります。 TOP ページは上図のようにタウン表示になっており、山から木が切りだされて家になるまでのサプライチェーンの流れがユーザーに視覚的に理解できるアニメーション となります 。黄色吹出しは情報発信をする業種名を指 します 。 【What ものづくりのストーリーが伝わるデジタル展示場※】 「デジタル展示場」で は 、 VR や動画等の技術を活用して家にいながらモデルハウス等が見学できる他 、 普段ユーザーが見学する機会のない 木材生産現場 を 見られるなど、家づくりが完成するまでに携わる多業種のものづくりのストーリーを 体感でき、オンラインでありながらもユーザーにとって「顔の見える」 展示場 を目指し 、 コロナ下の生活様式においても安全に、 ユーザーの家づくりのパートナー選び、商品選びに役立つ情報提供をすることを狙っています 。 2021年 5 月 1 日、岐阜愛知の工務店 30 社、木材メーカーその他企業 2 0 社程度のコンテンツ展示による情報発信からスタートし徐々に参加企業を増やしていく予定であり、現在は参加企業募集中です。また、当「デジタル展示場」事業は、経済産業省ものづくり補助金ビジネスモデル構築型、岐阜県林政部デジタル展示場整備事業の採択事業として行政の応援を受けています。 ※「デジタル展示場」コンテンツ の案は以下の通りです。 コンテンツは今後増える可能性があります。 ⚫ 岐阜県産材や国産材を活用した住宅のモデルハウスの VR (バーチャルリアリティ )(約 30~40 棟) ⚫ 地域工務店や設計士等のこだわりや家づくりへかける思いを 紹介する 動画 (約 30 社) ⚫ 林業、製材、プレカット工場、家具工場などの木材生産の様子や商品 紹介 の 画像・ 動画 (約 20 社) ⚫ 不動産情報・分譲住宅情報の検索機能 ⚫ 施工例から選ぶ、家づくりパートナー(業者)の検索機能 ⚫ 工務店・不動産業者 イベント検索機能 ⚫ 家づくりが初めてのユーザーに向けた、 プロが教える 家づくりの ハウツー に関する解説動画 ⚫ 大学の最新木材研究実績 ⚫ 行政からの家づくりに関するお知らせ、補助金情報 ⚫ 清流の国ぎふ マスコットキャラクター「ミナモ」出演のオリジナル動画 【Who 持 続可能な森林、建築、地域社会を目指した協議会 が 、家づくり における DX を実現する】 「デジタル展示場」は、岐阜県産材の推進を通じ、未来のこどもたちのために持続可能な森林、人、地域社会を目指す ぎふの木ネット協議会が運営します。 協議会では、 「 森を守る (森林環境整備 、 人を守る(健康で安全な空間の推進)、 技術 を守る(人材育成、技術基盤の向上)」をキーワードに、ユーザーが安心できる 木質 空間の創出と、地域社会・地域産業基盤の整備発展 、 SDG sの目標達成 を目指 しています。協議会は当社が事務局運営を行い、現在200 以上の異業種企業に 会員として 参加頂き、岐阜県林政部や岐阜県森林文化アカデミー、森林組合、大学教授などにオブザーバーとして参加頂き、産学官連携による中小企業のサポートも積極的に実行しています。木材・建築業界に携わる地域 中小企業 の 、短期的なコロナ下における課題解決と、長期的に持続可能な企業 への成長の ために、 協議会として「デジタル展示場」を運営することで、地域中小企業のDX化のサポートをしながら、家づくり全体のDX化 への 寄与 を目指しています 。 【Why 家づくり、建築のエシカル消費を推進】 協議会会員の岐阜県産材を活用した 家づくりのサプライチェーン のように、 パートナーシップによって目標達成をする 仕組みを地域で実践していることをユーザーに知っていただき、 地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動 、「エシカル消費」の考え方を、家づくりや建築の分野でも推進したいと考えています 。 一人ひとりの消費行動が未来のこどもたちのために豊かな日本の森を残すことにつながることを、真摯に伝えていきたいと思っています。 【 How チームワーク、 パートナーシップで 目標を達成する】 「デジタル展示場」事業は、当社含め地域の 中小企業 1 社ではできないことを 全体で実現する、パートナーシップでの目標達成を積極的に推進していきます。地域に最大限の効果を発揮できるよう、各方面のプロフェッショナルが集結して事業運営を進める仕組みです。 木材・建築関係企業のパートナーシップの他に も、行政や学校、 IT 関係やプロモーションの分野においても幅広くの団体に共感を頂き、パートナーシップ※でスタートします。 ※パートナーシップ先は以下の通りです。()内は、所在地とどのようなことを共同で行うかについて。 ⚫岐阜県林政部(岐阜県産材に関わる情報提供、補助事業による応援) ⚫岐阜大学応用生物科学部光永徹教授(岐阜県産材、ユーザーの健康に関する共同研究) ⚫東京都立大学・名誉教授(医学博士・医師)星旦二教授(ユーザーの健康に関する指導) ⚫岐阜森林文化アカデミー森林技術開発・支援センター(岐阜県産材に関わる情報提供) ⚫岐阜県森林組合連合会(岐阜県産材に関わる情報提供) ⚫日本ユニシス(株)(東京都、システム構築・DX支援・事業企画を共同実施として行う) ⚫(社)日本防犯学校梅本先生(東京都、ユーザーの家づくりに関するアドバイス) ⚫(株)エヌリンクコンサルティング(東京都、ユーザーの家づくりに関するアドバイス) ⚫(株)ビズ・クリエイション(岡山県、ユーザーコンタクトシステムKengaku Cloud) ⚫(株)アドキットインフォケーション(岐阜県、地域プロモーションについての共同サービスを開発する) ⚫(株)天野企画(岐阜県、プロモーション企画、撮影、製作) ⚫(株)Think blue(岐阜県、モデルハウス装花、撮影) ⚫地域工務店約30社(岐阜県、愛知県、モデルハウスVR展示等) ⚫岐阜県産材木材メーカー約10社(岐阜県、愛知県、動画展示等) ⚫設計・不動産業者・建材メーカーその他業種約10社 デジタル展示場プレスリリースダウンロード
デジタル展示場 トップイメージ 本日デジタル展示場についての記者発表をさせていただきました。画像はトップページのイメージです。ぎふの木ネットの新たな取り組み「デジタル展示場」は現在参加企業様募集中であり、システム構築中です。 オープンは2021年の5月を予定しています。デジタル展示場の概要はこちらのページで紹介しています。内容は随時更新していく予定です。 デジタル展示場ランディングページはこちら 「オープンまで待てない!」「すぐに家づくりの情報が欲しい!」というかたは、ぎふの木ネット協議会事務局までお問い合わせください。
12月27日の日刊木材新聞にて、12月16日に開催したぎふの木ネット協議会の特別フォーラムについての記事が掲載されました。
12月17日の岐阜新聞にて、12月16日に開催したぎふの木ネット協議会特別フォーラムについての記事が掲載されました。
こんにちは。12月13日の岐阜新聞にぎふの木ネット協議会についての広告を掲載しました。 岐阜の地から、ぎふの木の活用、DX・GXを推し進めて、地方創生や脱炭素化への大きな第一歩を踏み出す。 広告を掲載し気持ちを新たにして、ぎふの木ネットの活動に取り組む。 そんな想いが少しでも伝わればいいなと思います。
4月10日の林経新聞で4月5日に開かれたぎふの木ネット協議会方針発表会について掲載されました。
こんにちは 先日、ぎふの木ネット協議会会員の有限会社イマイ建築店。様の新事務所を見学しました。 まずは木が全体に貼られた事務所にお邪魔しました。 入った瞬間に木のとてもいい香りが広がって、思わず「いい香り」とつぶやいてしまいました。 日光がほどよく入って暖かみがあります。 続いて2階の住居部分を案内していただきました。 奥のコンクリート打ちっぱなし風の壁、実はクロスだそうです 板とクロスのコントラストがとても綺麗です こちらも木がふんだんに使われていて、また、以前から使われていたという家具と新しい部分が馴染んでいて、とても落ち着ける空間でした。 木が湿気をよく吸うので、洗面所も板張りで大丈夫とのこと ボルトなども極力使っていないとのことです。 そして、この事務所の一番の特徴は、部材が全てプレカットではなく手刻みの木組みで建てられているところです。 外からは見えにくいのですが、写真の四角いでっぱりにその技術の素晴らしさを見ることができます。 本格的な墨つぼです その後、作業場にて墨付けされた木材も見せていただけました。 なかなかない機会で、その技術力にとても感嘆しました。 そんなイマイ建築店様の新しい事務所ですが、2月11日(土)・12日(日)にオープンハウスを開かれるそうです。もし気になった方はぜひぜひ足を運んでみてください。 有限会社イマイ建築店。 岐阜県中津川市加子母1663番地 TEL:0573-79-3010
先日、ぎふの木ネット協議会会員の木の家さいとう様のオープンハウスにお邪魔しました。 こちらは、この向かいにある縫製会社のアトリエとのことで、天井が高い平屋にロフトがある構造となります。 奥にみえるグレーの部分に機械が入るそうです 中へお邪魔した瞬間に感じたのは、部屋いっぱいに広がる木の香り。普段から木に接する機会が多く、嗅覚が慣れてしまっている私でも感じたくらい、さわやかな香りでした。 また、美しく組まれた木の柱と梁が涼しい天気の中でも暖かな雰囲気を演出してくれています。お話を伺うと、なんと構造の80%以上に岐阜県産材を使ってくださっているとのこと。これはぎふの木ネット協議会としてとても嬉しかったです。 窓から見えるみかんの木が借景となっていてこれも綺麗でした 階段を上ってロフトにもお邪魔しました。 窓から差し込む柔らかい光が心地よいです。 もう一度下に降りて窓辺に向かうとかわいらしい木の作品がカウンターにて展示・販売されていました。 また、テーブルにはクリスマスツリーとともにせっけんやクッキー、きれいな布製のマスクが置いてありました。せっけんやクッキーはオープンハウスを見学された方にプレゼントされているとのことでした。 オープンハウスは12月10(土)・11(日)にも開催されるとのことです。 詳しくは↓の木の家さいとう様のHPをご覧ください! https://www.kinoie-saitou.com/
先日、ぎふの木ネット協議会会員様の三承工業株式会社様のオープンハウスにお邪魔しました。 こちらのモデルハウスは「平屋+」というプランで、平屋のつくりを基本としつつも2階スペースを足したような家とのことです。 玄関に手洗い場があるのも当たり前になってきましたね 玄関を入ってすぐ目についたのがこちらのテラス。 ベンチの下は間接照明になっています ちょうどいい大きさで、子どもと遊んだり、休日の朝を過ごしたりするのにぴったりな感じです。洗濯室ともつながっており、お洗濯物を干すのにも便利なつくりなのがいいですね。 こちらはリビング。窓辺にヌックがあり、日向ぼっこにとてもよさそうです。また、キッチンは今話題のメーカー様製とのことで、マットな外観やシンク下をあえて空けたデザインなのが斬新でした。 続いて2階へ。解放感とゆとりを感じられる階段の途中には中2階のスペースが。趣味のスペースとして使えたり隠れ家みたいな雰囲気を味わえたりと男性陣に人気だそう。 吹き抜けに木が少し見えているのもとてもオシャレです。 金華山が見えます 2階にはオープンなスペースと小さめの個室、仕切りのあるスペースがあります。小さすぎず、かといって広すぎてももてあますこともないちょうどいい大きさに感じました。 見学を終えた感想としては、家族の様子がよく分かりそうでいいなということと、現代の暮らしによくマッチしているなということです。 部屋の仕切りが少なく、2階の吹き抜けからほぼ家を見渡せるのはやはり安心感があります。 また、ものをあまり持たないミニマリストな生活も注目されるなかで、コンパクトだけど必要な設備がすべて揃っているのはとても魅力的だと思いました。 こちら気になりました方は下記の三承工業株式会社様までお問い合わせくださいませ。 三承工業株式会社 ユメハウスゼット住所 岐阜市水主町二丁目53番地 TEL 0800-080-3110HP https://yumehouse-z.com
4月に構造見学会で伺ったぎふの木ネットモデルの2棟について、現場見学会に行ってきました。 2棟とも、ぎふの木ネットモデルという事で、構造材に岐阜県産材を使用しています。(外からは見えませんが……) まずはこちらの家から。 まず、メーカーの方から今回の目玉設備の一つ、非常用負荷分電盤の紹介を受けました。 なんとこの装置、万が一停電が発生しても自動でハイブリッド自動車や太陽光パネルなどからの供給に切り替わり5系統まで電気が使えるそうです。 おすすめは太陽光発電ができるカーポートとの併用だそうです。 内装もとてもオシャレです。派手過ぎず、かといって地味過ぎず。木のよさとあたたかみが十二分に感じられました。 タイルが貼ってあるキッチン、いいですよね。 続いてはこちらの白い家へ。 こちらも内装がとてもおしゃれ。 特にリビングの一角のここ、青い壁の横に青と白の木を並べているのがとてもかわいいのです。 あと、この家で感動したのがこちら、壁で囲まれた庭があるのです! これならば、周りの目を気にせずに外を楽しめそうです。 この見学会は7月30日まででしたが、今後も見学会を開催する予定でありますので、日程が決まり次第またお伝えします。
日本を代表するお茶といえば「緑茶」その緑茶の「茶葉」は当然のことながら“木の葉っぱ”から出来ています。といっても、なかなか目の前のお茶をみて、葉っぱを連想させるほど実感はわきませんよね。というわけで今日は身近な「お茶」の話をメインに「岐阜」と絡めて書いていこうと思います。 お茶はチャノキの葉から さて、茶葉は「チャノキ」という木から採れます。チャノキは緑茶をはじめ、紅茶、ウーロン茶など身近に感じるお茶は基本的に同じ「チャノキ」の木の葉から出来ています。なので日本だけが馴染みのある木でもなく日本全土で栽培されております。それを裏付けるように全国各地でブランド茶があります。それぐらい私たちにとって身近な木なのです。 日本一のお茶の名産といえば生産量からいっても静岡県ですが、岐阜は生葉収獲量が2760トン(平成26年度統計)、岐阜のブランド茶は、「いび茶」や「白川茶」などが有名ですよね。 健康にも一役 緑茶は実は健康にも一役かっているといわれています。日本茶は血液中のコレステロールを下げたり、血圧や血糖値の上昇を抑えるような作用を持っています。他にも虫歯を防いだり、疲労感を取り除く効果もあるといわれています。 また、この暑い時期に、緑茶はぴったり。飲むと体をゆっくり冷やしてくれる効果があるといわれています。なんと暖かい緑茶を呑んでも体が冷えるというのだから驚きです。ちなみに紅茶は体を温める効果があるといわれており、同じ木からとれたものでも、その製法などによって効果が違うのは面白いですよね。 天空の茶畑 そんなお茶を育っている茶畑。その中でも岐阜で密かに人気スポットになっている場所があります。 SNSや新聞には「岐阜のマチュピチュ」や「天空の茶畑」なんて名前で数年前から人気を博しているようですが、本当に山々の中に茶畑があるといった感じに見える、なかなかの絶景スポットです。 この絶景を創り出す茶畑は、私たちの身近なお茶も作っています。
ぎふの木コラムということで、主に岐阜県にまつわる木や話について書いてきました。今回も岐阜を代表する木に関わる話なのですが、木から少し形をかえて出来ているモノ。岐阜が誇る無形世界遺産「本美濃紙」についてお伝えしていきたいと思います。 本美濃紙とは 名前にも入っている通り、岐阜県美濃市で作られている和紙のことで、実に1300年の歴史があります。板取川・長良川の豊かな水で作られる和紙は機械漉きでも手漉きでも総じて「美濃和紙」と呼ばれています。その中でも無形世界遺産に認定されているのは「本美濃紙」と呼ばれ、その条件にあった材料、工法で作られた紙だけがその認定を受けています。 条件一、原料はこうぞのみであること。二、伝統的な製法と製紙用具によること。 白皮作業を行い、煮熟には草木灰またはソーダ灰を使用すること。 薬品漂白は行わず、 料を紙料に添加しないこと。 叩解は、手打ちまたはこれに準じた方法で行うこと。 抄造は、「ねり」にとろろあおいを用い、「かぎつけ」または「そぎつけ」の竹簀による流漉きであること。 板干しによる乾燥であること。三、伝統的な本美濃紙の色沢、地合等の特質を保持すること。 美濃和紙と本美濃紙の見分け方 上記でもお伝えした通り、機械で漉かれていても手で漉かれていても全て美濃和紙と言えるのですが、ここで一つ、手で漉いた美濃和紙と本美濃紙の見分け方を簡単にご紹介しましょう。紙を光に透かして見るとうっすら線がついているのがわかるでしょうか。これは手漉きで漉く時の道具「 簀 (す)」の跡です。簀(す)は細くした竹を一本一本編んで作られます。その編まれている糸の線が出来上がった紙についているのです。 美濃和紙(途中2本入るところがある) 本美濃紙(一定の間隔で入る) 見分け方は簡単。どちらも線は一定間隔で入っているのですが、美濃和紙は途中、途中で二本入っているところがあります。本美濃紙は全て均一に線が入っています。これは決められている”「かぎつけ」または「そぎつけ」の竹簀による ”という道具の規定があるため、このように紙にも目で見て分かる違いが出てきているのです。 原材料はコウゾとトロロアオイ。 さて、ではこの本美濃紙。最初にも書かせて頂きましたが、どのように木と繋がりがあるかというともうお分かりかもしれませんね。そう原材料です。 原料のコウゾ 和紙自体は昔から原材料としてコウゾ・ミツマタ・ガンピという三種類の樹木のいずれかが使われることが一般的で、本美濃紙はそのうちのコウゾを使ってつくられています。紙に使われるのはコウゾの形成層だけ。その部分をとるために煮て柔らかくし、必要な部分だけを取り除いて、川にさらし、さらに手で細かく不純物を取り除きます。コウゾをたたき繊維を壊して、そこにたたいたトロロアオイという植物を水と合わせて混ぜ込みます。あとは道具で漉いて乾かせば完成です。 「紙」と聞くとイコールで「木」と結びついてくることはなかなか無いと思いますが、紙は木から出来ています。昔はその紙を造る道具も木を使い、木の性質をよく理解しながら様々な所に役立ててきました。 1300年前から変らない工法で作られる「本美濃紙」はまさにその象徴、証であるといっても過言ではありません。 現在ではいろいろな素材や材料があるため、私達はそれらの特性をしっかりと理解し、かつ地球に負担の少ないエコな材料をうまく活用していくことが求められています。
”飛騨の匠”というと岐阜県に住んでいれば一度は耳にしたことがあるかと思います。今でも腕が高い大工職人は 飛騨地方に多いといわれます。その飛騨の職人はなぜ”飛騨の匠”と呼ばれるようになったかというと、実に今から1300年前までさかのぼります。奈良時代。大化の改新によって、税制が確立し、飛騨では税を納める代わりに都に出向き寺社仏閣を造設する大工仕事が課せられていました。そこで飛騨の大工が活躍し、その技術の高さが認められ「飛騨の匠」と呼ばれたのがはじまりです。 世界遺産を築き上げる 世界文化遺産に認定されている「古都奈良の文化財」には東大寺・興福寺・春日大社・元興寺・薬師寺・唐招提寺・春日山原始林・平城京の8つで構成されていますが、その中の東大寺・興福寺・薬師寺・ 唐招提寺・ 平城京の5つで飛騨の匠の技を見ることができます。もちろんそれ以外の寺社仏閣でも飛騨の職人が関わった建物はあるのですが、世界文化遺産に登録されるような建物を作り上げ、またその建物が現存しているというのは匠の技術があったからともいえるのではないでしょうか。 町中で魅せられる「雲」とは ただなにも奈良県まで見に行かなくても、その匠の面影を実は飛騨の町中を見上げるだけで感じることができます。 飛騨の匠文化館より 「雲」マップ 上の写真は古川の町で建てられた住宅の「雲」がどのような加工になっているか分かるマップです。「雲」というのは、軒を支える腕木、それ(腕木)を支える肘木、のことを指しています。軒下をのぞけば見ることができます。 飛騨の匠文化館より 「雲」の実際にある例 この「雲」には様々な模様が掘ってあり、古川の町中だけで実に170通りあるそうです。 これはその家を建てた大工さんの模様で、その模様を見れば誰が建てたか分かるのです。170通りあるので、少なくとも170名の大工さんがこの街にはいたということになります。また模様がかぶらないよう新しい大工さんはさらに凝った彫りにしていくので、町中を歩いてみれば見るほどでその存在感が伝わります。 匠の技「千鳥格子」に触れる ただ匠の技術は目に見える所だけでなく、住宅の目に見えない部分での継ぎ手や木組などにも織り込まれています。構造などは簡単に見れるものではないですし、見てもその仕組みをすぐに理解することは、なかなか難しいのですが、その一つ。有名な木組として「千鳥格子」というものがあります。千鳥格子は、角材に加工が施され組まれています。もちろん釘や接着剤を使わずに。そして単純には外せないようになっています。 上 が格子になっている図。外すときは水平方向の真ん中の角材を持ち、垂直方向の真ん中の角材を抜くと外れるという仕組みになっています。 下 が外したあとの図。同じ形に彫られた角材ですが、一番奥の一つだけくぼみが厚いのが分かるでしょうか。これが外すときに一番最初に抜く一本です。これ以外は同じ形をしており、組み合わせるだけで格子にすることができます。 これは一番分かりやすいほんの一例ですが、このように釘、ボルト、接着剤などを使わず、木を加工する技術を活かし昔は住宅や寺社仏閣を建てあげたというのは今考えても素晴らしい技術であると感心してしまいますよね。 古川の町並みを歩く際は、ぜひ少し上を見上げて技術の象徴ともいえる「雲」を眺めながら散策するのもいいかもしれません。
みなさん、岐阜県の県木をご存じでしょうか? 岐阜県は森林率全国2位の81%、飛騨地方には広葉樹林が広がり、東濃地方には日本に誇れる東濃桧や、日本三大桜の薄墨桜などがあります。岐阜に関わる木やそのほか特用林産物はたくさんあるといっても過言ではありません。 イチイとは そんな岐阜県の県木は「イチイ」です。 岐阜県に住んでいても聞いたことがない方もみえるかもしれませんね。あまり一般的に耳にする様な樹木ではないと思いますが、もちろん岐阜に関わりのある樹木です。 イチイはイチイ科イチイ属の針葉樹で、日本に生息している樹木です。耐陰性が高く(日陰に対する耐久が高く)、成長の遅い木です。そのため嘘か誠か胸高直径が30cmほどになるまでに100年近くかかるとも言われています。漢字では「一位」「櫟」と表されます。 この一位というのは、約800年前に天皇に献上した笏が高い評価を得たことから、その当時の最高位「正一位」からとって名付けられたといわれております。 伝統的工芸品『一位一刀彫』 では岐阜県とどのようなつながりがあるのでしょうか。岐阜には「イチイ」を使った伝統工芸品があります。高山地方に江戸時代からある「一位一刀彫」です。イチイを使い、材料によっては樹齢300年以上の木材を使って造るそうです。根付彫刻が原点の伝統工芸で、艶のある赤身と白太をうまく利用して作られる彫刻は小さいながらも巧妙に作られています 頭は白太が入りうまくデザインされている この一位一刀彫は「伝統的工芸品」に指定されており、岐阜には「美濃焼」「飛騨春慶」「美濃和紙」「岐阜提灯」「一位一刀彫」の5点しか認定されておりません。下記の用に決められた規定の中でその技術は今も守られています。 〔技術・技法〕1.原木の木目及び「白太」または「赤太」部分の色を製品の表面にいかすように、紙型、のこぎり、つきのみ等を用いて「木取り」及び「新彫り」をすること。2.仕上げは、製品の外形が鋭利又は簡潔になるように、のみ等を用いて彫ること。3.彩色をしないこと。〔原材料〕1.原木は、イチイとすること。 日本一のイチイ また、それを象徴するように高山には 国指定天然記念物に指定されてた日本で一番大きいイチイがあります。大きいとはいっても成長が遅い木ですので他のいわゆる巨木といわれる樹木と比べると大きくはないのですが、幹回りは7.95m。枝張りは13m。樹齢はなんと2000年以上といわれているようです。 この地域では墓標としてイチイを植えることがあるようなのですが、このお墓の屋号が「治郎兵衛」と称したことから、「治郎兵衛のイチイ」と呼ばれています。 岐阜の木「イチイ」覚えて頂けましたでしょうか。近いうちに市の木についてもコラム書いてみたいと思います。
木や森にかかわること、家づくりのことなど
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岐阜県羽島郡岐南町みやまち1-3
(ヤマガタヤ産業株式会社内)
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