潜入!岐阜県産材ができるまで
私たちが使用している木材や木工製品はどのように生産されているのでしょうか。岐阜県産材ができるまでの8つの工程に大潜入!実際の木材加工の現場に潜入しその工程を徹底的に解剖しちゃいます!
岐阜県産材ができるまでの流れ
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植林・下刈り・除伐・間伐・伐採
苗を植え、雑草や必要ない枝や樹木を切り取る等、様々な作業を経て必要な樹木を育てます。木の良し悪しが決まる大事な作業です。
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選別・仕分け
機械で流れてきた原木1本1本を目視で径のサイズと原木の状態によって選別します。長年の経験で培われた職人の目と瞬時の判断能力が必要となります。
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製材(小・中規模工場)
小・中規模工場では森林組合や市場から原木を仕入れており、仕入れの目利きが勝負となります。また低温乾燥機を使用しており、時間をかけてでも良いものを作り上げるという、こだわりを強く感じます。
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製材(大規模工場)
大型工場ではコンピューターで制御された解析技術を用いる事で大量の材木を管理しています。スキャン画像をコンピューターで解析し、それぞれ加工する適切な部材を自動で判断を行い、適切に加工されます。
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含水率・強度検査(グレーディング)
機械とコンピューターによる正確な測定と管理が行われます。材料の含水率、強度を機械の一連の動きにより、1本1本全ての材料の計測を自動でしています。データをコンピューターで管理することで、より正確なロット管理をしています。
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製品加工
フローリングや羽目板など、木を様々な製品に加工している加工工場です。専用の機械に材料を通すことで自動で加工する事が出来ます。材料を繋ぐためにいろいろな形に加工されることもあります。
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プレカット加工
プレカット加工とは、従来は墨付けに従って人の手で加工していたものを機械で行う技術です。設計図のデータに従って正確に測定し加工していきます。最近では、住宅のプレカット普及率は、現在95~98%と言われています。
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手加工
プレカットで加工できない部分は、職人さんの手加工で仕上げられており細かい対応を行っています。手加工はより正確な測定が求められ、繊細な作業は職人さんの腕が光ります。
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