「緑茶」と木の話
日本を代表するお茶といえば「緑茶」
その緑茶の「茶葉」は当然のことながら“木の葉っぱ”から出来ています。
といっても、なかなか目の前のお茶をみて、葉っぱを連想させるほど実感はわきませんよね。
というわけで今日は身近な「お茶」の話をメインに「岐阜」と絡めて書いていこうと思います。
お茶はチャノキの葉から
さて、茶葉は「チャノキ」という木から採れます。
チャノキは緑茶をはじめ、紅茶、ウーロン茶など身近に感じるお茶は基本的に同じ「チャノキ」の木の葉から出来ています。
なので日本だけが馴染みのある木でもなく日本全土で栽培されております。
それを裏付けるように全国各地でブランド茶があります。
それぐらい私たちにとって身近な木なのです。
日本一のお茶の名産といえば生産量からいっても静岡県ですが、岐阜は生葉収獲量が2760トン(平成26年度統計)、岐阜のブランド茶は、「いび茶」や「白川茶」などが有名ですよね。
健康にも一役
緑茶は実は健康にも一役かっているといわれています。
日本茶は血液中のコレステロールを下げたり、血圧や血糖値の上昇を抑えるような作用を持っています。他にも虫歯を防いだり、疲労感を取り除く効果もあるといわれています。
また、この暑い時期に、緑茶はぴったり。
飲むと体をゆっくり冷やしてくれる効果があるといわれています。なんと暖かい緑茶を呑んでも体が冷えるというのだから驚きです。
ちなみに紅茶は体を温める効果があるといわれており、同じ木からとれたものでも、その製法などによって効果が違うのは面白いですよね。
天空の茶畑
そんなお茶を育っている茶畑。
その中でも岐阜で密かに人気スポットになっている場所があります。
SNSや新聞には「岐阜のマチュピチュ」や「天空の茶畑」なんて名前で数年前から人気を博しているようですが、本当に山々の中に茶畑があるといった感じに見える、なかなかの絶景スポットです。
この絶景を創り出す茶畑は、私たちの身近なお茶も作っています。