「家族の健康は 家次第」
超高齢化社会に突入した日本
健康な状態で長生きしたいということは、すべての人にとって共通の願いです。日本人の平均寿命は、男性、女性とも世界トップクラスとなっています。また、65歳以上の高齢者の総人口に占める割合(高齢化率)は世界に類を見ない速さで増えております。
こうした高齢化に伴って、認知症や生活習慣病、関節疾患などのために介護が必要となる高齢者が増えており、高齢社会に対応するためには、単に長生きをするだけでなく、いかに「健康寿命」(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)を伸ばすかが大きな課題となっているのです。
(政府広報オンラインより抜粋)
生活習慣病の予防を考える
国民病にもなりつつある高血圧
厚生労働省の調査では、循環器疾患に結び付く可能性がある高血圧と推定される日本人は全国で4,000万人以上。人口の約3分の1にあたります。高血圧自体はほとんど自覚症状がはっきりしません。しかし高血圧を放っておくと動脈硬化を引き起こし、やがて脳卒中や心臓病などのさまざまな病気を引き起こします
寒さと循環器疾患の関係
健康寿命を延ばすために気をつけなければならないポイント、それは「冬の寒さ」なのです。死亡率は一年でもっとも冬場に高くなります。この季節間の変動は明らかで、循環器系、呼吸器系、神経系、血管系などさまざまな死因で同じ傾向が見られます。
急激な温度差は人の体にとって大きな負担となり、心臓発作や脳卒中を引き起こす「ヒートショック」の危険にさらされます。夜中に目が覚めてトイレなどに行こうとして亡くなってしまうケースは後を絶ちません。 ここでもっと衝撃的なグラフをご紹介しましょう。
日本ではヒートショックによる死亡者数が大変多いのです。(比較した国は寒い地域もあるので、対策がしっかり取られているという見方もできます)これを防ぐには、各部屋の温度差をなるべく少なくすることが重要なのです。 ヒートショックによる死亡者数は交通事故の約5倍にもなっています。
暖かい住まいが
健康寿命を延ばす?
断熱でヒートショックを起こしにくくする
冬、暖房の聞いた部屋から廊下やトイレに出ると、ぞくっとすることがありませんか?ヒートショックとは、室温の変化により血圧が急激に上昇したり脈拍が速くなったりする現象で、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などにつながることもあります。
高齢者の自宅での死亡事故原因の25%がヒートショックによるもの、という驚きのデータもあります。下記は断熱性能の違いによる室温の違いを示した図です。高断熱高気密の家にすることで冷暖房をしていない部屋でも暑さ寒さがやわらぎ、家中の温度差が小さくなります。夏の熱中症対策にもなります。
暖かい住まいは体調不良を改善する?
下のグラフは転居した約20,000人にアンケート調査をし、転居後の断熱グレードによる体調不良の改善効果を集計したものです。断熱性能が高い家に引っ越した人の方が、以前の住まいで感じていた体調不良の症状の改善率が高くなっていることが報告されています。
木材は暖かい素材
木材の特徴の一つにすぐれた断熱性があります。木材は無数の細胞からできており、その中に熱を伝えにくい空気が含まれるため、高い断熱性(熱を伝えにくい性質)を発揮します。素足でコンクリートの床を歩くと冷たく感じるのに、木のフローリングなら冷たさを感じないのはそのせいです。木材の断熱性はコンクリートの約12倍、鉄の約480倍。夏涼しく、冬暖かいと言われる木の家。快適な居住空間に断熱性の高さが一役かっています。
ぎふの木ネットの家づくり
ぎふの木ネットでは岐阜県材を使った住宅の提案をしています。木材は建築構造の耐久性等に大きく影響します。そのため、床やキッチンと同じように、木材を選ぶという事はとても大切な事なのです。岐阜県産材を使う事で得られるメリットや効果についてまとめています。
ぎふの木で“家”を建て
“森”を守る
ぎふの木ネットでは、県産材を使った家づくりを推奨しています。県産材を使うことで、耐久性や健康に良い家を建てることができます。また、地域の産業にも良い影響があります。
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